<section> 要素は HTML5 で導入されたセクショニングコンテンツのひとつで、「テーマ的にひとまとまりになるコンテンツの章・節」を表します。本で言えば「第1章」「第2節」にあたるような、明確なテーマを持つコンテンツグループが対象です。
<section> と <article> はよく混同されますが、区別の基準は「独立性」です。<article> は「別のサイトやRSSに持ち出しても意味が通じる」独立したコンテンツ、<section> は「現在のページやドキュメントの文脈の中で意味をなす」章・節です。ブログの記事一覧ページなら各投稿カードが <article>、そのページの「人気記事」「最新記事」などのグループが <section> になります。
<section> を使う上で最も重要な原則は「見出しを含めること」です。W3C の仕様では <section> 内に見出しを持つことが強く推奨されており、見出しのない <section> は単なる汎用グループ化要素(<div>)と変わらない、あるいはより混乱をまねく要素になります。「この <section> にどんな見出しが付くか」を考えてから使うと良いでしょう。