HTML5における<section>
要素は、そのHTMLページの中の1つの「セクション」であることを表す要素です。
セクションとは、コンテンツのまとまりをグループ分けしたブロックであり、WEBページで考えると、「ここは前置きのセクション」「ここは解説のセクション」「ここはまとめのセクション」といった使い方ができます。また、例えば小説などでいうと、節・章・項などが該当するでしょう。
<section>
要素には(必須ではないですが)原則として見出し要素<h1>~<h6>が伴います。
前述の例で言えば、各セクションに「〇〇について前置きです」「〇〇の解説です」「〇〇のまとめです」であったり、「1節〇〇〇」「1節:2章△△△」「1節:2章:3項□□□」などの見出しが付くと想定できます。
また、<section>
は、あくまで汎用的なセクションを生成するものですので、記事や、ナビゲーションなど、明確に意味を持つコンテンツを作成する場合にはsectionではなく、それぞれに応じ<article>
や、<nav>
などを使うようにしましょう。