<aside>
要素は、メインとなる対象コンテンツに関連した補足的な情報や文書などを表す際に利用することができます。
具体的には、例えば、そのページのメインコンテンツが「リンゴ」について説明しているとしたら、その文書の中で、リンゴの産地である「青森県」に関する余談を書く場合等が挙げられるでしょう。
この場合「青森県の余談」は直接リンゴの説明に掛かってはいないが、関連する補足情報であることを表すことができます。 あくまで余談、間接的な補足、間接的に関連する文書を表すものであるため、本文中に挿入するような直接関連する挿入句などに使うべきではありません。
また、ページ全体に間接的に関連するコンテンツとして、サイドバーに設置するような、関連記事へのリンクやアクセスランキング、SNSのリンク、最新記事リストなどを<aside>
でマークアップすることもできます。
<article>
の中で子要素として<aside>
を利用すると、その親要素のarticleに関連する補足情報であることを表すことができます。
これは例えば、その記事に関連する記事へのリンクであったり、その記事を書いた著者や日時などの情報などが対象となるでしょう。
なお、<aside>
はセクショニング・コンテンツに分類され、アウトラインに影響を与えます。